はじめての日本総務|2027年度日本総務って、何をするところ?
難しい専門用語を覚える前に、まず全体像をつかもう。日本青年会議所を「月刊漫画誌の編集部」に例えると、総務の仕事が見えてきます。
各会議・委員会漫画をつくる作家・制作チーム
議案企画書や原稿
日本総務原稿を整え、会議へ届ける編集者
正副・常任・理事会内容を確認し、決定する編集会議
※漫画の例えは理解のための比喩です。総務委員会自身も、京都会議などの事業を担当します。
まず覚えるのは、3つだけ
1. 誰が出した議案?番号の先頭3桁で、担当の会議・委員会が分かる。
2. 何の議案?途中のアルファベットで、計画・修正・報告などの種類が分かる。
3. 何を決める会議?末尾のアルファベットで、協議・審議・報告を区別する。
2027年度の組織は5グループ・30会議/委員会
各グループには6つの会議・委員会があるよ。番号はグループ番号1桁+掲載順2桁で読めます。例えば 506=総務グループの6番目、総務委員会。
01国家グループ志ある人財と生み出す挑戦の連鎖
101〜106 | 6会議・委員会 02地域グループ挑戦から拡がる好循環地域モデルの創造
201〜206 | 6会議・委員会 03国際グループ世界と共に磨き上げる日本の底力
301〜306 | 6会議・委員会 04組織グループ次代を育み進化し続ける組織の確立
401〜406 | 6会議・委員会 05総務グループ挑戦を支える組織運営とブランドの構築
501〜506 | 6会議・委員会
議案番号を、実際に読んでみよう
下の番号は説明用の架空の例。実際の議案番号を入力すると、担当組織と議案の種類が分かります。
506担当コード総務委員会
01事業番号1番目の事業
K議案の種類事業計画議案
1027上程月・年度2027年10月
S会議での扱い審議
アルファベットは「位置」で意味が違う
途中 K|事業計画議案これから実施する事業の計画。
末尾 K / S / HK=協議、S=審議、H=報告。途中の文字とは別の意味。
2027年度 会議・委員会番号早見表
「この議案は誰の担当?」と思ったらここで検索。2027年度基本資料(案)の掲載順から作成した番号表です。
101国家デザイン会議国家
102全国大会運営会議国家
103国土強靭化委員会国家
104次世代共育確立委員会国家
105主権者意識向上委員会国家
106安全な生活確立委員会国家
201AX推進会議地域
202サマーコンファレンス特別委員会地域
203ウェルビーイング向上委員会地域
204地域ブランド向上委員会地域
205TOYP委員会地域
206スポーツ推進委員会地域
301国際社会共創会議国際
302持続可能な国際開発委員会国際
303国際会議支援委員会国際
304グローバルアライアンス構築委員会国際
305JCI関係委員会国際
306JCIアカデミー委員会国際
401総合連絡調整会議組織
402LOM支援委員会組織
403褒賞委員会組織
404会員拡大委員会組織
405会員価値向上委員会組織
406JCプログラム推進委員会組織
501JC広報戦略会議総務
502財務運営会議総務
503財政審査会議総務
504規則審査会議総務
505渉外委員会総務
506総務委員会総務
該当する会議・委員会はありません。
資料の扱い:本一覧は2027年度「基本資料(案)」の記載順から番号を割り当てたものです。正式な組織番号表が発行されたら照合してください。2026年度の番号は流用していません。
総務委員会(506)は具体的に何をする?
2027年度の基本資料(案)には、総務委員会の担当として次の業務が書かれています。
会議を開ける状態にする総会・理事会などの設営、効率的な会議運営手法の検討・実施。
議案を確認する各会議・委員会の議案の上程期限と内容の精査、統一基本運営マニュアルの内容精査・改訂。
事業も担当する京都会議の企画・実施、次年度向けスタートアップセッションなどの企画・実施。
ここまで分かれば、最初の一歩はOK。次は「協議・審議・報告と議案のサイクル」で、議案がどの会議を通って承認されるかを見てみよう。
02|協議・審議・報告と議案のサイクル
議案番号の最後につく K・S・H は、議案が会議でどのように扱われるかを表す記号。議案そのものの種類を示す、番号の途中の K・S・C・F・H とは別の意味です。
506-01K-1027K途中の K=事業計画議案 / 最後の K=協議事項
総務委員会(506)の議案で見てみよう例えば、総務委員会の事業計画議案を2027年10月に上程する場合。
506-01K-1027K → 協議事項として扱う例
506-01K-1027S → 審議事項として扱う例
506-01H-1027H → 報告書を報告事項として扱う例
すべて仕組みを理解するための架空の例です。実際の末尾は会議段階と年度運用ルールで確認してください。 会議はどんな順番で進む?
01月初・月中の正副会頭会議会頭・副会頭・専務理事などが議案を最初に確認し、方向性や修正点を協議する。原本の例えでは「漫画のネーム(下書き)を編集部で確認する会議」。
主に協議(K)
02常任理事会正副会頭会議で議論された議案を、常任理事を交えてさらに精査する。例えるなら「掲載候補の最終チェック」。
主に協議(K)
03理事会議案について正式な審議・承認を行う。例えるなら「完成した作品を掲載するか決定する会議」。審議事項は承認されると正式な決定になる。
審議(S)
ワンサイクルとツーサイクル
ワンサイクル|約1か月- 月初正副:協議
- 月中正副:協議
- 常任理事会:協議
- 理事会:審議・可決
1か月の会議の流れで審議まで進めるパターン。
ツーサイクル|約2か月- 1か月目・月初正副:協議
- 1か月目・月中正副:協議
- 1か月目・常任理事会:協議
- 2か月目・月初正副:協議
- 2か月目・月中正副:協議
- 2か月目・常任理事会:協議
- 理事会:審議・可決
協議を繰り返してから審議に進むパターン。原本ではスリーサイクルにも言及。
報告(H)は何が違う?
H=報告。進捗や周知事項などを共有する扱いで、承認を求める審議事項(S)とは区別する。アジェンダには「推進報告事項」「報告依頼事項」などがある。
2027年度の運用確認が必要:原本には「ワンサイクルは文末が最初からS」と「正副・常任ではK、理事会でS」という異なる説明が併記されています。実際の議案番号の末尾をいつ切り替えるかは、2027年度のアジェンダ運用ルールで確認してください。上記は会議の流れを理解するための説明です。
初めて副委員長になる人へ05|日本総務 副委員長の仕事 完全ガイド
副委員長(VC)は、議案を確認するだけではありません。各グループの相談役・会議当日の運営担当・年間行事の準備担当・自分の議案の作成者という4つの顔があります。
まずは4つの役割を覚えよう
01担当グループの議案を管理担当グループから上がる議案を確認し、修正の相談窓口になる。
02会議・理事会の本番運営持ち回りで会場・アジェンダ・シナリオ・録音・進行などを担当。
03毎月・年間イベントの準備会議案内、上程日程、議事録、総会や大会などの準備を進める。
04自分の議案を作成総務委員会が担当する事業や運営に関する議案も作成する。
実際の仕事は7つの場面で考える
1|担当グループの総務チェック国家・地域・国際・組織・総務のうち、割り当てられたグループの議案を確認。誤字脱字、議案番号、書式、リンク、上程期限などをチェックし、提出者の相談に対応します。
こんなとき:「この議案の番号は合ってる?」「再上程したけど、どこを直せばいい?」
2|毎会議の当番正副会頭会議や常任理事会などで、担当を分担して会議を成立させます。
- 会場:会場設営・備品確認
- アジェンダ:議案の掲載漏れ・差替え・最新版の確認
- シナリオ・録音:進行台本の作成・印刷、録音の保存
- 総務チェック:文言・体裁・番号・リンクの点検
- 司令塔:進捗把握、担当者間の調整、委員長への報告
3|理事会当日の特別業務理事会は出席者・準備物・運営工程が多いため、通常の会議より役割が細かくなります。
- 受付・芳名録・来場者案内・挨拶者の誘導
- Zoom、音響、資料投影などの裏方運営
- ご厚志等のリスト整理(担当がある場合)
- アジェンダとシナリオの最終確認・ドアクローズ
- 会場内統括とトラブル対応
4|毎月の事務作業- 会議案内:招集・案内文の作成と送信
- 日程管理:上程スケジュールの作成・関係者への展開
- オブザーブ管理:参加者への連絡と出欠確認
- 議事録:会議記録の整理、必要な署名・押印の手配
5|年間の特別担当京都会議、サマーコンファレンス、全国大会、総会などの準備・運営。総務委員会の2027年度基本資料(案)には、京都会議の企画・実施、総会や諸会議の設営、次年度スタートアップセッション等が記載されています。
実際の担当範囲や総会の開催回数は、2027年度の事業計画・担当割当で確認してください。
6|自分の議案作成総務は「他の委員会の議案を確認する側」であると同時に、「自分たちの事業を企画し、議案を上程する側」でもあります。例えば京都会議などの担当事業に関する議案を作ります。
漫画で例えると、編集者でありながら自分でも作品を描く立場。
7|LOM発送・連絡諸会議の案内文・報告事項をLOMへ送信。理事会オブザーブの案内作成・送信や出欠管理など、担当範囲に応じて対応します。
副委員長に必要な7つの力
正確さ誤字・脱字・体裁・日付・リンクを見逃さない
時間管理力上程・再上程・会議の締切を把握する
調整力他委員会・専務・事務局との橋渡しをする
ITリテラシーアジェンダ、Zoom、投影・音響機材を扱う
現場対応力設営・誘導・機材トラブルに対応する
忍耐力と根気多数の議案を最後まで確認する
チームワーク委員長・副委員長同士で分担し、抱え込まない
副委員長の基本は「正確さ × スケジュール管理 × 調整力」。そこにIT力・現場力・根気・チームワークが加わることで、会議と組織全体を支えられます。
このページは提供された副委員長マニュアルを初心者向けに再構成したものです。業務分担や年間行事は年度・担当者により変わります。
担当VC向け|初めての理事会運営06|理事会の設営・当日運営 完全マニュアル
理事会の担当VCは、会議が予定どおり始まり、進み、記録が残る状態をつくる役割。下の7つの業務を確認すれば、何を準備するかが分かります。
会議前備品・席次・出欠・シナリオ・アジェンダ・Zoomの準備
会議中受付連携・挨拶誘導・ドアクローズ・進行支援・配信
会議後録音保存・共有・報告・備品の片付け
下のチェックは端末内に保存されます。役割分担は毎回の担当表を優先してください。
0 / 0 完了
最後の確認:会議は「設営したら終わり」ではありません。最新版の資料、出席者、進行、配信、録音までをつなぎ、委員長へ状況を報告することが担当VCの仕事です。
本ページは提供された「理事会における副委員長(担当VC)の役割と詳細」を実務用に再構成したものです。備品や出席者の扱いは会場・年度の指示に合わせて確認してください。